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ロマゴン復帰戦は田口良一に挑戦したバレラと 狙いはバンタム級で5階級制覇

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 軽量級の4階級制覇“ロマゴン”ローマン・ゴンサレス(ニカラグア=WBC・S・フライ級1位)のカムバック戦が7月12日、ニカラグア・マナグアのアレクシス・アルゲリョ・アリーナで行われる。ペンディングだった対戦相手はロベル・バレラ(コロンビア)に決まった。24日、マナグアで発表会見が開催された。

記者会見したロマゴン(左)とバレラ

 22年12月の宿敵フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との第3戦以来のリングとなるロマゴン(50勝41KO4敗)は「リングに復帰することを強く望んでいた。これは私のキャリアにとってビッグなカムバックでニカラグアのファンの前で戦えることに喜びを感じる」と心境を明かした。

 試合はバンタム級リミット1ポンドアンダーの117ポンドが上限で行われる予定。複数のメディアによると、この試合をクリアしたロマゴンは5階級制覇を目指し、年末に日本でバンタム級王座挑戦に標準を合わせると言われる。その時ターゲットが誰になるか興味深い。

 相手のバレラ(27勝17KO5敗)は17年7月、WBA・L・フライ級王者の田口良一に挑み、9回TKO負けに終わったコロンビア人。20年2月にWBAフライ級暫定王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)に挑戦したが11回TKO負け。現在3連勝中で、WBC・S・フライ級39位にランクされる。

 13年に兄のロナルド・バレラがロマゴンに敗れており「ロナルドのリベンジの機会が与えられてうれしい」とこちらも張り切っている。Photo by BoxingScene.com


石脇麻生が湯場海樹を4回TKO ウェルター級上位ランカー対決制す

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「DANGAN266」が26日、後楽園ホールで開催された。メインのウェルター級8回戦は、日本同級3位の石脇麻生(石田)が同4位の湯場海樹(ワタナベ)に4回1分50秒TKO勝ち。ランカー対決を制した。

 セミで予定されていた日本ミドル級3位、酒井幹生(角海老宝石)の試合は対戦相手の韓国人選手が来日できずに中止。同門の東洋太平洋ライト級王者、鈴木雅弘とスパーリングを行った。

石脇は4回に試合を決めた

◇ウェルター級8回戦
石脇麻生(石田)[TKO4回1分50秒]湯場海樹(ワタナベ)

 初回、プレスをかける石脇に対し、湯場はジャブ、右フックで右に回り、上下に左強打を打ち込んだ。石脇は2回、さらにプレスを強めてボディ攻め。左右のボディを決めて湯場の動きを一瞬止めた。

 3回、石脇は前に出て湯場にロープを背負わせる。湯場もボディ打ちを決めるが、打たれ強さは石脇が上だ。攻める石脇が右を決めると湯場がダメージを負い、石脇が畳みかける。湯場は何とかここをしのいだ。しかし4回、石脇が右フックで湯場をキャンバスへ。立ち上がった湯場を攻め、今度は左フックで2つめを追加。最後は右で3度目奪ってフィニッシュした。 

 石脇は13勝9KO7敗1分。「日本タイトルに挑戦するにふさわしい試合ができたと思う」と胸を張った。敗れた2世ボクサー、湯場は11勝7KO3敗2分。担架での退場となった。

チーム石脇

◇バンタム級8回戦
吉田京太郎(ワタナベ)[KO1回2分49秒]ピサヌ・チムスントン(タイ)

 日本S・フライ級9位の吉田は昨年10月、政所椋(KWORLD3=現日本同級8位)に敗れてからの再起戦。2013年5月、L・フライ級世界王者だった井岡一翔(志成)に挑戦して敗れた経験を持つ40歳、サウスポーのピサヌを迎えた。

吉田は初回KO勝ち

 スタートからエンジン全開の吉田はジャブ、右ストレートでピサヌに迫ると、左フックを効かせて、右ボディをフォローして最初のダウンを奪う。ここからピサヌは粘ったが、最後は吉田の左ボディでダウン、悶絶して10カウントとなった。

 吉田は4勝1KO3敗。当初は日本4位の今川未徠(JB SPORTS)と対戦予定だったが、2週間前に今川が棄権。ピンチヒッターだったピサヌは50勝17KO15敗2分。

◇ウェルター級8回戦
浦嶋将之(角海老宝石)[3-0(80-72×3)]西川宏次郎(横田スポーツ)

 ガードを固めて前に出る西川に対し、浦嶋は左右のボディ打ち、右フックで迎え撃った。初回終盤、右フックの連打で、西川をロープに釘付けにした。

浦嶋(左)は最後までKOを狙った

 2回以降、西川がしつこく前に出て、浦嶋が右ボディの連打、左右ボディの連打などでKOを狙う展開。浦嶋は6回にラッシュ、7回も右を決めてからラッシュした。8回も浦嶋は攻めたが、西川が持ちこたえてゴールした。拓大出身の浦嶋は3勝1KO1分。移籍初戦だった西川は6勝2KO6敗1分。

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
小稲直史(川崎新田)[KO2回28秒]谷口浩生(RK蒲田)

◇S・フライ級4回戦(東日本新人王戦)
小林胡太郎(一力)[2-1(39-37×2、36-40)]越前屋亮(湘南山神)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
八谷洋平(RK蒲田)[TKO1回2分36秒]守屋海(東拳)
観衆=473人

元S・ライト級2団体王者ラミレス、チュー戦内定の全KO勝ちのオルティスが競演

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 今週土曜日27日(日本時間28日)米カリフォルニア州フレズノでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が開催するイベントの会見が25日行われた。メインで元WBC&WBO統一S・ライト級王者ホセ・ラミレス(米)が元IBF・S・フェザー級&ライト級王者ランセス・バルテレミー(キューバ)と、WBA・S・ウェルター級1位バージル・オルティスJr(米)が元ランカー、トーマス・ドゥローメ(プエルトリコ)とそれぞれ12回戦を行う。

 トップランクからGBPへ移籍して初陣となるラミレス(28勝18KO1敗)は「私のゴールはトップに返り咲くこと。私はまだ140ポンド(S・ライト級)最強の一人だと思っている。それを土曜日、証明しようとジムで練習に励んだ」とコメント。心機一転、地元でのイベントで再浮上を誓う。

 一方、ウェルター級王座挑戦をたび重なる病気でキャンセルしたオルティス(20勝20KO無敗)はS・ウェルター級で念願の実現を目指す。「素晴らしいキャンプが送れ、充実したスパーリング、ランニングも行った。試合が待ち切れない」と発言。この試合に勝てば8月3日ロサンゼルスでのクロフォードvs.マドリモフのリングでティム・チュー(豪州)との一戦が内定している。

 同じリングで昨年ライアン・ガルシアと対戦したオスカル・デュアルテ(メキシコ)が元世界王者ジョセフ・ディアス(米)と10回戦。また女子のフライ級3団体統一チャンピオン、マーレン・エスパルサ(米)がガブリエラ・アラニス(アルゼンチン)と防衛戦を行う。Photo by Golden Boy / Cris Esqueda

あす元2団体王者ラミレス、全勝全KOオルティス登場 女子3団体王者エスパルサは計量失格

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 明日27日(日本時間28日)米カリフォルニア州フレズノのセーブマート・センターでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が開催するイベントの計量が26日行われた。メインの12回戦で元WBC&WBO統一S・ライト級王者ホセ・ラミレス(米)がGBP移籍第1戦を行う。計量でラミレスは141.8ポンド(64.32キロ)、相手の元IBF・S・フェザー級&ライト級王者ランセス・バルテレミー(キューバ)は142ポンド(64.41キロ)をマークした。

ラミレス(左)とバルテレミー

 トップランク傘下からGBPへ移ったラミレス(28勝18KO1敗)は「このチャンスを与えてくれたオスカー(デラホーヤ氏)とゴールデンボーイに感謝している。ここにはライアン・ガルシアなどビッグマッチがいくつもある。明日の試合に集中している」と地元での一戦に意気込んでいる。

 セミでWBA・S・ウェルター級1位バージル・オルティスJr(米)が元ランカー、トーマス・ドゥローメ(プエルトリコ)と10回戦。これまでパーフェクトレコードを誇るオルティス(20勝20KO無敗)は8月3日、クロフォードvs.マドリモフのカードで前WBO・S・ウェルター級王者ティム・チュー(豪州)とのサバイバルマッチが内定しており、結果はもちろんパフォーマンスが注目される。オルティスは155.6ポンド(70.58キロ)、ドゥローメは154.6ポンド(70.13キロ)を計測した。

オルティス(左)とドゥローメ

 セミセミでは昨年12月ライアン・ガルシアと対戦したオスカル・デュアルテ(メキシコ)が元S・フェザー級王者ジョセフ・ディアス(米)と138ポンド契約の10回戦。デュアルテは138ポンド(62.60キロ)、ディアスは137.6ポンド(62.41キロ)をマーク。

 同じリングの女子WBA&WBC&WBOフライ級タイトルマッチは、3団体統一チャンピオンのマーレン・エスパルサ(米)がリミット3ポンドオーバーの114ポンド(51.41キロ)で計量失格。111.2ポンド(50.44キロ)を計測した挑戦者ガブリエラ・アラニス(アルゼンチン)が勝つケースのみ王座が移動する。

 またNABFウェルター級タイトルマッチは、王者ラウル・クリエル(メキシコ)が146.4ポンド(66.41キロ)、挑戦者ホルヘ・マロンJr(米)が146.2ポンド(66.31キロ)でリミット147ポンドに合格した。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda

日本フェザー級王者の松本圭佑 6.25防衛戦 坂井優太、田中空らホープ続々デビュー戦

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 大橋ジムが6月25日に後楽園ホールで開催する「フェニックスバトル117」の対戦カードを発表。メインで日本フェザー級王者の松本圭佑(大橋=写真)が同級11位の藤田裕史(井岡)と防衛戦を行う。イベントの模様はLeminoで無料ライブ配信される。

 松本好二トレーナーと親子で日本フェザー級王者となった松本はこれが3度目の防衛戦。デビューから10連勝(7KO)をマークし、世界ランキングはIBF10位、WBC15位。次のステップに向けて実力をアピールしたいところだ。

 34歳のサウスポー藤田は12勝3KO9敗4分の戦績が示すように苦労を重ねて初のタイトルマッチ。ホープ松本にいかに挑むが注目される。

 セミはWBOアジアS・ミドル級タイトルマッチで、昨年11月のフェニックスバトル・ソウルで王座を獲得したユン・ドクノ(韓国)が元東洋太平洋ミドル級王者の帝尊康輝(一力)と防衛戦を行う。

 前座では大橋ジムの誇るホープたちが続々とプロデビュー。アマチュア世界ユース選手権金メダルの坂井優太、全日本選手権優勝の田中空、田中将吾、大橋廉の初陣がセットされた。チケットは大橋ジムHPから
http://www.ohashi-gym.com

■6.25フェニックスバトル117(後楽園ホール)
◇日本フェザー級タイトルマッチ
王者 松本圭佑(大橋)×挑戦者11位 藤田裕史(井岡)

◇WBO-AP・S・ミドル級タイトルマッチ
王者 ユン・ドクノ(韓国)×挑戦者1位 帝尊康輝(一力)

◇6回戦
坂井優太(大橋)×キム・ジョン(韓国S・バンタム級3位)

◇6回戦
田中空(大橋)×キム・ドンヨン(韓国ウェルター級8位))

◇6回戦
田中将吾(大橋)×高熊龍之介(松本ACE)

◇6回戦
大橋廉(大橋)×未定

IBFバンタム級王座挑戦の西田凌佑 “幸運”の白基調トランクスで世界初挑戦、即タイトル奪取狙う

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 IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦(5.4エディオンアリーナ大阪メインアリーナ)で王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)に挑戦する同級1位、西田凌佑(六島)が27日、大阪市内の所属ジムで練習を公開、初の世界戦に向けての心境を語った。

西田(右)はマイペースを貫き王座獲得を目指す

 この試合に備えて東洋大の選手らと200ラウンドに及ぶスパーリングを積んでいるだけに、練習はシャドーと武市晃輔トレーナー相手のミット打ちと軽めに切り上げた。練習を見守ったロドリゲスのジェイコブ・ナジャ・トレーナーは「ジャブがよく伸びるし、身長もありいい選手だ」と社交辞令も交え、警戒心もみせた。

 西田はいたってマイペース。チャンピオンの壁は厚いとされているが、「妻に料理してもらい、しっかり食べて減量は進んでいる。すごい舞台で気負わず、いつものボクシングが通用すれば勝てます。スピード、パワー、テクニックが一級品のロドリゲス選手ですが、とにかく相手の嫌がる戦い方でポイントを重ねていきたい」と語った。

 西田は奈良・王寺工高、近大出身で19年プロ入り。20年12月、プロ入り3戦目で世界戦経験がある大森将平(ウォズ)に判定勝ち、翌年4月、元世界王者の比嘉大吾(現志成)にも判定勝ちして一線級に躍り出た。「これまでは黒のトランクスが多かったですが、今回は大森戦の時のような白を基調としたトランクスで戦います」と出世を果たした験担ぎで臨むそうだ。

公開練習を視察したナジャ・トレーナー

Challenger Nishida shows fine form in public training for May 4 IBF bantamweight title fight

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  Top-ranked International Boxing Federation bantamweight Ryosuke Nishida of Muto Boxing Gym showed a fine form in his public sparring at the gym on Apr. 27 in preparation for his challenge to Emmanuel Rodriguez of Puerto Rico for the latter’s title on May 4 in Osaka Prefecture.

Nishida (R) eyes world title by fighting at his own pace

  The left-handed Nishda did shadowboxing and mitt-hitting practice with his trainer Kosuke Takeichi as he had done some 200 rounds of sparring chiefly with Toyo University amateur boxers. The scheduled 12-rounder will be held at EDION Arena Osaka.

  After watching the practice, Rodriguez’s trainer Jacobo Najar commended Nishida’s jabs and footwork, adding it will be a good fight.

  The 27-year-old Nishida said, ‘’I think I can win the fight if I stick to my kind of boxing. True Rodriguez is an excellent boxer in terms of speed, power and technique. I want to pile up points by doing what my opponent doesn’t want me to.’’

  ‘’Unlike in my previous fights, (in which he wore black trunks) I will wear white-based trunks this time around just like I wore when I decisioned highly touted Shohei Omori (in his third professional bout in December 2020).’’

Trainer Najar watches Nishida’s training

  Nishida, who fought as an amateur during his high school and university days, is undefeated in his eight professional bouts, one by knockout. For his part, the 31-year-old Rodriguez has a 22-2 win-loss tally with one no decision. He has 13 KOs.

  Rodriguez, who is making his first defense of the title he won by decisioning Melving Lopez of Nicaragua last August for the vacant title, was knocked out by Naoya ‘’The Monster’’ Inoue of Ohashi Boxing Gym in Glasgow in May 2019 in the semifinals of the World Boxing Super Series.

S・ライト級トップの一角、元統一王者ラミレス 移籍初陣で古豪に判定勝ち

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 米カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が27日(日本時間28日)イベントを開催。メインの12回戦で元WBC&WBO統一S・ライト級王者ホセ・ラミレス(米)が元IBF・S・フェザー級&ライト級王者ランセス・バルテレミー(キューバ)に3-0判定勝ちを収めた。

ラミレス(左)は世界王座返り咲きに前進

 会場のアリーナに8度目の登場となるラミレス(31)が左レバー打ち、同アッパーで仕掛けてリード。元王者ボーンズ・アダムスがコーナーに就いたバルテレミー(38)は3回、サウスポースタイルから左強打で反撃。ダメージを負ったラミレスがバランスを崩してスリップダウンするとキューバ人は左右で加撃。ジャック・レイス主審は注意のみでバルテレミーに減点は科さなかった。

 その後、回復したラミレスがじりじりと圧力をかけながらペースを奪回。バルテレミーはコーナー、ロープを背にする場面が多く、ラミレスの執拗なボディー攻撃を耐え抜く展開を強いられる。それでもバルテレミーは時おり放つ左スウィング、右フックに威力が感じられ、ラミレスも気が抜けない。

 とはいえ地元ファンの声援を背に受けるラミレスは後半もプレスを弱めずチャージ。11回終了間際、畳みかけ顔面が腫れたバルテレミーをストップ寸前に追い込む。最終回開始前、ドクターチェックが入ったバルテレミーだが続行され、終了ゴングを聞いた。

 スコアカードは119-109×2に118-110と大差で13ヵ月ぶりのリングだったラミレスを支持。GBP移籍第1戦を飾ったラミレスは29勝18KO1敗。オスカー・デラホーヤ氏は「1試合はさんで世界王座に挑戦させたい」とバックアップを約束した。バルテレミーは30勝15KO3敗1分。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda*

ラミレス(左)は世界王座返り咲きに前進

アルゼンチンのアラニスがリベンジ成功 女子フライ級3団体王者に

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 女子WBA&WBC&WBOフライ級統一タイトルマッチが27日、米フレズノのGBP興行で行われ、前日の計量で体重オーバーした3団体統一チャンピオンのマーレン・エスパルサ(米)が挑戦者ガブリエラ・アラニス(アルゼンチン)に2-1判定負け、王座から陥落した。

接戦はアラニス(右)に軍配が上がった

 スコアカードは97-93、96-94でアラニスを支持、もう一人は98-92でエスパルサと割れた。殊勲のアラニスは14勝6KO1敗。昨年7月の3団体統一戦で2-0判定負けしたリベンジを果たした。エスパルサは14勝1KO2敗。

 また、NABFウェルター級タイトルマッチは、王者ラウル・クリエル(メキシコ=WBC8位)が挑戦者ホルヘ・マロンJr(米)をボディー打ちで倒し、初回1分31秒KO勝ちで防衛に成功した。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda*

オルティス無傷の21連続KO勝ち 8.3豪州のスター、チューと激突へ

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 米フレズノのGBP興行で、セミの12回戦に出場したWBA・S・ウェルター級1位バージル・オルティスJr(米)が、世界挑戦歴があるトーマス・ドゥローメ(プエルトリコ)に初回2分39秒KO勝ちを収めた。

オルティスは初回で試合を決めた

 距離を取りながら、まずはクリンチでオルティスの強打を封じようとするドゥローメだったが、オルティスが出した左レバー打ちでキャンパスに横転。苦悶の表情を浮かべてカウントアウトされた。

 21勝21KO無敗とパーフェクトレコードを伸ばしたオルティスは8月3日ロサンゼルスで予定されるテレンス・クロフォードvs.イスライル・マドリモフのイベントで、前WBO・S・ウェルター級王者ティム・チュー(豪州)と対戦が内定しており、絶好の景気づけとなった。御大オスカー・デラホーヤ氏も「バージルがノックアウトで勝つ」と愛弟子を激励した。ドゥローメは26勝17KO7敗1分。

オルティス

 セミセミでは昨年12月、ライアン・ガルシアと対戦したオスカル・デュアルテ(メキシコ)が元S・フェザー級王者ジョセフ・ディアス(米)に集中打を見舞って9回2分32秒KO勝ち。再浮上のチャンスをつかんだデュアルテは27勝22KO2敗1分。キャリア初のストップ負けのディアスは33勝15KO6敗1分。最近6試合で5敗目となった。Photo by Golden Boy / Cris Esqueda*

日本フェザー級8位の辻永遠が快勝 女子ホープ 高倉日向KOデビュー

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 ディアマンテジム、勝輝ジム共同興行は28日、大阪・堺市産業振興センターで行われ、メインのS・バンタム級6回戦は、日本フェザー級8位の辻永遠(24=勝輝)がアヌラック・マドゥワ(26=タイ)を2回TKOで下した。

辻は豪快に試合を決めた

 辻は1階級下げての試合だったが、タイ国フェザー級9位のアヌラックから1回に右フックでダウンを奪い、2回には右アッパーで2度倒して勝負を決めた。辻は8勝6KO1敗、保持する日本ユース・フェザー級タイトルは近日中に返上、今後バンタム級を主戦場に戦うという。

 女子フライ級6回戦で浪速高時代、高校選抜優勝の高倉日向(19=ディアマンテ)がタイ人選手を1回KOしてデビュー戦を飾った。高倉は看護短大に通いながら、チャンピオンを目指す。

高倉は強打で初回KO勝ち

◇S・バンタム級6回戦
辻永遠(勝輝)[TKO2回1分10秒]アヌラック・マドゥワ(タイ)

◇S・フェザー級6回戦
中川博斗(倉敷守安)[3-0(58-56、59-55×2)]前林良則(ディアマンテ)

◇ライト級6回戦
岩崎一輝(勝輝)[2-0(58-56×2、57-57)]並木翔冴(宮田)

◇女子フライ級6回戦
高倉日向(ディアマンテ)[KO1回1分54秒]スパットラー・ウンルアン(タイ)

◇65.5キロ6回戦
橋本拓也(ワイルドビート)[TKO1回3分1秒]志田幸人(勝輝)

◇フェザー級6回戦
花森成吾(JB SPORTS)[KO1回2分27秒]中逹友太(ディアマンテ)

秋間瑞輝がエスペランサジム期待の小林廉に負傷判定勝ち 堺市産業振興センター

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秋間(左)は手数で上回った

 エスペランサジム、ワイルドビートジム、神拳阪神ジム共同興行は28日、大阪・堺市産業振興センターで行われ、メインのS・バンタム級8回戦は、エスペランサジム期待の小林廉(26)が秋間瑞輝(32=宮田)と対戦した。

秋間(左)は手数で上回った

 小林は1回、秋間の左ストレートでダウンを喫し、立て直しを図ったが、秋間のジャブからのストレート、フックがさえた。6回、偶然のバッティングで秋間は頭部から、小林は右まぶたから出血、ドクターチェックの結果、負傷判定となり、秋間が2-1の判定勝利をおさめた。秋間は7勝4KO5敗2分。小林は7勝2KO4敗3分。

◇S・バンタム級8回戦
秋間瑞輝(宮田)[負傷判定6回1分50秒2-1(58-55、57-56、56-57)]小林廉(エスペランサ)

元2階級制覇王者ダニー・ガルシア スウィフト・プロモーション設立でプロモーター業進出

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 元2階級制覇王者ダニー“スウィフト”ガルシア(36=米、写真)がスウィフト・プロモーションズを立ち上げた。第1回興行を6月15日、アトランティックシティのボードウォークホールで開催する。

 ガルシアは「私は数年前からプロモーター業を始めたいと思っていた。これはフィラデルフィア地域の若いタレントを発掘し、サポートする素晴らしい機会だ」と話している。

 6月15日のメインは、無敗のヘビー級ソニー・コント(米=12勝9KO)とクインティン・サンプター(米=7勝4KO2敗)とヘビー級8回戦。その他に多くの若手選手の試合が組まれている。

 フィラデルフィア出身のガルシアは2012年3月、エリク・モラレス(メキシコ)に勝利してWBC・S・ライト級王座を獲得。初防衛戦でアミール・カーン(英)を下してWBA王座を吸収した。16年1月にロバート・ゲレロ(英)との決定戦を制してWBCウェルター級王者となった。

 現役時代はほかにもルーカス・マティセー(亜)、キース・サーマン(米)、ショーン・ポーター(米)、エロール・スペンスJr(米)らと対戦し、中量級トップ選手として長く活躍。22年7月、ホセ・ベナビデス(米)戦を最後にリングから遠ざかっていた。

5.6東京ドーム決戦 井上尚弥57キロ、ネリ56.6キロ 1週間前計量

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 5.6東京ドームで開催されるS・バンタム級4団体統一戦の7日前計量が29日、行われた。チャンピオンの井上尚弥(大橋)は57キロ、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)が56.6キロ。それぞれの陣営が明かしている。

 WBCの7日前計量はリミットの3%以内と上限が定められており、S・バンタム級(55.34キロ)の上限は+1.66キロの57.0キロ。両選手とも上限以下となってり、減量は順調と言えそうだ。写真=大橋ジム提供

タイソンとポールの試合は公式戦に 2分×8ラウンド、グローブは14オンス

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 米テキサス州ライセンス規制局は7月20日に同州アーリントンのAT&Tスタジアムで予定されている元ヘビー級統一王者マイク・タイソン氏(57=米、写真)と人気ユーチューバー、ジェイク・ポール(英)の一戦を公式戦に認定した。ESPNなどが報じている。

 それによると、試合はヘビー級戦で、2分×8ラウンド、グローブは14オンスを使用する。ヘッドギアはつけない。ESPNは「結果は彼らのプロボクシング記録に影響を与えるだろう」と表現している。

 ボクシングシーンによると、規制局は両者の出場試合数(タイソン56、ポール10)、ラウンド数(タイソン215、ポール46)などを考慮。1ラウンド2分、14オンス・グローブになったのは、タイソン氏が2005年のラストファイトから19年がたっており、57歳という年齢も考慮されたと推測される。

 タイソン氏は20年11月、同じく50歳超えのレジェンド、ロイ・ジョーンズJr氏と拳を交えたが、これはエキシビションだった。今回のテキサス州の決定は議論を呼びそうだ。

 イベントの模様はNetflixで全米に配信される。タイソン×ポールのほかに、女子ボクシング頂上対決、S・ライト級4団体統一王者ケイティー・テイラー(アイルランド)とアマンダ・セラノ(プエルトリコ)の再戦が予定されている。


WBOバンタム級王者モロニー チャレンジャー武居由樹の“意外性”に警戒もキャリアの差に自信

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 5.6東京ドーム「Prime Video Presents Live Boxing 8」で武居由樹(大橋)の挑戦を受けるWBOバンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)が30日、東京・神楽坂の帝拳ジムでメディアの取材に応じた。

スローなシャドーを披露したモロニー

 モロニーは2020年10月、ラスベガスでバンタム級2団体統一王者だった井上尚弥(大橋)に敗れたことで、日本のファンもよく知ることだろう。井上戦を「とても価値のある試合で成長の機会になった」と振り返ったモロニーは「いつか日本で試合がしたいと思っていた。巨大なビッグイベントに参加できてうれしい」と東京ドーム決戦を歓迎した。

 昨秋に大阪でトレーニングキャンプを3週間行っており、今回が2度目の来日だ。この試合に向けてはオーストラリアで行ったキャンプに前日本バンタム級王者の堤聖也(角海老宝石)、日本S・バンタム級2位の池側純(同)、中川抹茶(スパイダー根本)を招へい。22年12月に武居と対戦し、11回TKO負けした同胞ブルーノ・タリモもパートナーを務め、「キャリア最高の準備」で日本に乗り込んだ。

 日本人選手も3人も呼び寄せたことからも分かるように、モロニーはこの試合をとても重要視しており、かつ武居のことを警戒している。

 モロニーは「武居はノックアウトパワーがあって爆発力がある。普段とは違ったパンチが飛んでくると思う。集中力を切らしてはいけない」と武居の意外性を認めた。トレーナーのアンジェロ・ハイダー氏も「武居はキックボクシング出身で、いつもとは違う準備が必要だった」と武居のキックボクシングというバックグラウンドから“トリッキー”という表現を使った。

 プロで武居が初のサウスポー戦となることも警戒心を高めさせているのだろう。それでも同氏が「モロニーの強みはあらゆる事態に対応できること」、「私たちが上回っているのは“真の戦い”をしてきたことだ。武居が真の戦いでどうするのか楽しみだ」と語り、モロニーの対応力と、キャリアの差が勝敗を分けるという見方を示した。

 練習はかなりゆるめのシャドーボクシングを1ラウンド披露しただけ。視察に訪れた大橋秀行会長と八重樫東トレーナーは肩すかしを食らったが、大橋会長は「武居の強さはトリッキーじゃない。基本的なパンチが強いこと。そこはちょっと間違ってるかなと思った」と指摘した。

記者に囲まれる八重樫トレーナー

 八重樫トレーナーはジムに入った瞬間、モロニー陣営から「お前を知っている!」と歓待された。モロニーの弟アンドリューが今月12日、地元でペドロ・ゲバラ(メキシコ)とWBC・S・フライ級暫定王座決定戦を行うため、ゲバラの八重樫戦(14年12月)もよく研究していたからだ。この試合は八重樫トレーナーが左ボディでKO負けしていることもあり、「ちょっとむかつきました」と笑ってからモロニーについて次のように語った。

「こちらがチャレンジャーなので僕たちがつくっていく試合になる。そこでモロニーにとってのサプライズ、相手の想像を上回る部分が出れば思う。モロニーがサウスポーとの対戦した映像がないので分からないけど、ここを突いていこうというのはもちろんある」

 4大世界タイトルマッチの中でもモロニーと武居の一戦に期待を寄せるファンは多い。キャリアのある正統派王者のモロニー(33=27勝19KO2敗)か、もとK-1王者の挑戦者武居(8勝8KO)か、運命のゴングまであと6日となった。

Both Inoue, Nery clear weight limit of 1 week before May 6 fight at Tokyo Dome

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Undisputed world super bantamweight champion Naoya ‘’The Monster’’ Inoue of Ohashi Boxing Gym and the World Boxing Council’s top-ranked super bantamweight Luis Nery of Mexico weighed 57.0 kg (or 125. 67 pounds) and 56.6 kg, respectively on Apr. 29, both remaining within the parameters of the WBC’s uppermost limit before their showdown at Tokyo Dome on May 6, according to both sides.

The WBC rule has it that a boxer must weigh within 3 percent of the given weight limit a week before a title fight.

Since super bantamweight weight limit is 55.34 kg or 122 lbs, the upper limit at this time was 1. 66 kg, and each met a regulatory requirement.

The undefeated Inoue has 26 straight wins, including 23 knockouts. The left-handed Nery has a 35-1 win-loss tally with 27 KOs.

PHOTO By Ohashi Boxing Gym

日本ライト級2位の浦川大将がTKO勝ち ホープ神足茂利を下す 片渕剛太会長Jr 初回KOデビュー

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「パイオニア・オブ・ファイトVol.8&大和魂17」が30日、後楽園ホールで開催され、メインのライト級8回戦は、日本ライト級2位の浦川大将(帝拳)が日本S・フェザー級4位の神足茂利(M.T)に6回TKO勝ちした。

 東日本新人王戦では、L・フライ級でKGB大和ジムの片渕剛太会長を父に持つ片渕龍太(KG大和)が初回TKOデビュー。長身でリーチのある片渕はスタートから鋭いジャブを決め、左フックでダウンを奪うと、立ち上がった所に畳みかけてストップ勝ちした。

 セミで予定されていた日本S・バンタム級8位の髙橋利之(KG大和)と濱田力(DANGAN)の56.8キロ8回戦は、濱田が前日に棄権となって中止に。髙橋は同門の平野和憲とスパーリングを行った。

◇ライト級8回戦
浦川大将(帝拳)[TKO6回1分52秒]神足茂利(M.T)

 4連続KO勝ちをマークしている神足と、前戦で現日本ライト級王者の三代大訓(ワタナベ)との日本タイトル挑戦者決定戦に敗れ、再起戦となる浦川が拳を交えた。

 開始15秒、浦川のダブルジャブで神足がダウン。ダメージは少なかった神足はここからジャブを軸にしたアウトボクシングを展開、浦川はガードを固めてジャブでプレスをかけていった。

 神足は多彩なパンチを数多く繰り出すが、パワーは浦川が上。神足のパンチをブロックし、1発当てると会場が沸く。4回、神足が攻勢をかけ、打ち合いとなった。5回、浦川が右を決め、さらに右を打ち下ろして神足がダウン。勝負ありかと思われたが、ここから神足が打って出てピンチをしのいだ。

 ガッツを見せていた神足だが、6回に右を食らってグラつき、主審が試合を止めた。浦川は10勝7KO2敗。神足は6勝5KO2敗1分。

◇56.5キロ6回戦
髙橋烈(KG大和)[3-0(57-56×3)]定常育郎(T&T)

 定常は21年11月の日本バンタム級戦を減量失敗でキャンセルし、21年7月に負傷ドローに終わった澤田京介との日本バンタム級王座決定戦以来、2年9ヶ月ぶりのリング。サウスポーの定常はスタートからよく動いて髙橋を翻弄しにかかる。2回、踏み込んでの左がヒット、髙橋がダウンした。

 ここから持ち直した髙橋は4回、ボディ打ちとカウンターで定常に迫る。ペースダウンした定常は5回、接近戦を選択。打撃戦に突入した。

 最終6回、髙橋がいきなり右を決めてチャンスをつかむ。定常はここからよく踏ん張ったが、打ち合いは髙橋が優勢。髙橋がダウンの失点を巻き返し、後半戦を制して逆転した。髙橋は6勝2KO3敗。定常は11勝4KO5敗4分。

◇S・フライ級6回戦
齋藤哲平(M.T)[TKO5回1分42秒]川村栞汰(KG大和)

 齋藤がジワジワとプレスをかけ、河村が迎え撃った。互いにジャブから右、左フックを打ち込み、ペース争いを繰り広げた。

 3回、齋藤がボディ攻めからチャンスをつかみ、川村をコーナーに追い込む、右もかぶせていく。川村は4回、右ストレートを打ち下ろして反撃するが、齋藤のボディ攻めを浴びて動きが止まる。最後はコーナーが棄権を申し出た。齋藤は6勝4KO4敗2分。川村は5勝4KO3敗1分。

◇L・フライ級6回戦
瀬筒隆斗(M.T)[TKO4回2分22秒]鈴木義人(角海老宝石)

 東洋大出身の23歳、B級デビュー戦の鈴木と2勝2KOの19歳、瀬筒によるサウスポー対決。長身の瀬筒がスタートから左強打を軸にアグレッシブに攻め、鈴木も応じて試合は初回から白熱。2回、鈴木が右カウンターでダウンを奪う。しかし、ここから瀬筒が反撃して盛り返した。

 3回以降も熱戦となり、瀬筒がパワフルなアタックでペースをつかむ。鈴木も打ち返して応戦するが、瀬筒がパワーで鈴木をのみ込み、4回に左カウンターでダウンを奪うと、主審がノーカウントで試合を止めた。

◇L・フライ級4回戦(東日本新人王戦)
片渕龍太(KG大和)[TKO1回1分54秒]石崎聖也(レイスポーツ)

◇L・フライ級4回戦(東日本新人王戦)
谷津陽之(厚木ワタナベ)[TKO4回1分57秒]野中太陽(M.T)

◇S・バンタム級4回戦(東日本新人王戦)
三浦凪飛(渡嘉敷)[KO2回1分58秒]関瑞規(FLARE山上)
観衆=1068人

WBO bantamweight champ Moloney anxiously waiting for fight with Takei on May 6

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  World Boxing Organization bantamweight champion Jason Moloney of Australia is anxiously waiting for his title defense against fifth-ranked Yoshiki Takei of Ohashi Boxing Gym on May 6 at Tokyo Dome and said he is happy to fight in Japan at such a big event.

Moloney shows shadowboxing in leisurely pace

  Speaking before a group of reporters at Tokyo’s Teiken Boxing Gym during his public workout, which consisted of only a round of shadowboxing, Moloney said he has always wanted to fight in Japan.

  It will be the 33-year-old Moloney’s second defense of the title he captured last May by decisioning Vincent Astrolabio of the Philippines for the vacant title.

  Moloney cited his unsuccessful title challenge to Takei’s senior stablemate and then World Boxing Association and International Boxing Federation bantamweight champion Naoya ‘’The Monster’’ Inoue in October 2020 in Las Vegas, Nevada, in which the Australian was knocked out in the seventh round, saying that fight gave him a chance to grow.

  Moloney had a pair of Kadoebi Boxing Gym boxers, former Japanese bantamweight champion Seiya Tsutsumi and Jun Ikegawa, visit his Australian training camp this year to serve as sparring partners, along with Maccha Nakagawa of Spider Nemoto Gym in preparation for his fight with Takei.

  Further, fellow Australian Bruno Tarimo, who was stopped in the 11th round by Takei in the Oriental and Pacific Boxing Federation super bantamweight title match in December 2022 in Tokyo, also served as Moloney’s sparring partner.

  Commenting on Takei, 27, Moloney said Takei packs an explosive punch. He thinks Takei throws punches from a different angle. He will have to stay focused during the fight.

  In this connection, Moloney’s trainer Angelo Haider, who also served as a trainer for Tarimo, said Since Takei was a former kickboxer and a tricky kind, they had to have a different kind of training for the upcoming fight.

Takei’s trainer Yaegashi is surrounded by reporters

  Haider said Moloney’s strength is he can cope with any situation, and added the difference between the boxing career will make the difference. But Moloney fought a southpaw only once as a pro (He stopped Cris Paulino of the Philippines in the fifth round).

  Moloney has a record of 27 wins, including 19 KOs, against two losses, while Takei is undefeated in his eight professional bouts, all by KO.

  The fight will be one of the four world title fights at the dome, in which Naoya Inoue will defend his undisputed world super bantamweight titles against Luis Nery of Mexico as the main event of the extravaganza.

石澤開はフィリピンで8回TKO負け 世界上位ランカーのスガノブに屈する

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 元日本ミニマム級王者の石澤開(M.T)が30日、フィリピンのボホール島タグビラランでWBO・L・フライ級4位レジー・スガノブ(フィリピン)とWBO・L・フライ級グローバル王座12回戦を行い、8回2分38秒TKO負けした。

 8回、スガノブのボディ攻撃と左フックでダメージを負った石澤は、右アッパーから左フックを浴びてダウン。体育館に大歓声が沸く中、立ち上がった石澤は拳を突き上げ、闘志をむき出しにしてスガノブに向かっていった。

 しかし、スガノブは石澤のアタックを冷静にやり過ごすと、アッパーから石澤をロープに押し込んでラッシュ。タオルが投入されると同時に、石澤がキャンバスに沈んだ。

 軽量級離れした強打が武器の27歳、石澤は11勝10KO4敗。昨年10月のビンス・パラス(フィリピン)戦に続く連敗となった。WBC11位、IBF6位にもランクされる26歳のスガノブは15勝5KO1敗。保持するWBOフローバル王座の初防衛に成功した。1敗は昨年7月、IBF王者シベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)に判定負けしたもの。

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