28日（日本時間29日）WBAウェルター級暫定王者ダビド・アバネスヤン（ロシア）に挑戦する元3階級制覇王者“シュガー”シェーン・モズリー（米）が自宅兼ジムがあるカリフォルニア州ビッグベアで最終調整を行っている。試合は米アリゾナ州グレンデールのギラ・リバー・アリーナで行われる。 今回、特別コーチとしてモズリーをサポートするのが伝説のボクサー“石の拳”ロベルト・デュラン（パナマ）。「私は正式なトレーナーではないから、少しアドバイスするぐらいだ」と語るデュランだが、一時引退を口にしながら復帰したモズリーには心強いサポートに違いない。44歳のモズリーは「彼はレイ・アーセルの教えを私に施してくれる」とデュランを指導した伝説のトレーナーの名をあげて歓迎している。 デュランは今月中旬、フランスのカンヌで開催された映画祭に招待され、自伝映画「ハンズ・オブ・ストーン」のプレゼンテーションに出席。アーセル役の名優ロバート・デニーロやデュラン役のエドガー・ラミレスらとレッドカーペットを踏んだ。話題の映画は8月に公開される。 また、7月23日ラスベガスで挙行されるWBO･WBC世界S･ライト級王座統一戦、テレンス・クロフォード（米）vsビクトル・ポストル（ウクライナ）戦のリングで、もう一人のラテンレジェンド、フリオ・セサール・チャベス（メキシコ）とのエキジビションマッチが予定される。この興行には日本のミドル級世界ランカー村田諒太（帝拳）も出場。Photo/BoxingScene.com
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