グリーンツダジム主催の第9回クラッシュボクシングは7日、大阪市のエディオンアリーナ大阪第2競技場で行われ、メインに登場の日本S・フライ級6位、奥本貴之(24=グリーンツダ)は2回に左フックでダウンを奪い、ラッシュをかけて仁平宗忍(22=ワタナベ)にTKO勝ち。アンダーカードの女子48キロ4回戦で、小学生時代空手王者の高校2年生、小村楓香(19=グリーンツダ)がプロ2戦目の長井香織(26=明石)と対戦、強打発揮とはいかなかったものの、終始攻めて判定でデビューを飾った。現役女子高校生ボクサーは関西では初めて。 ◇53キロ8回戦 奥本貴之(グリーンツダ)[TKO2回1分54秒]仁平宗忍(ワタナベ) 4月に世界ランク入りを狙ったものの、両目上をカットして比国選手に判定負けした奥本だが、ランキング狙いの仁平を一蹴した。開始ゴングからボディを狙った左ストレートをヒット、速い動きで仁平に的を絞らせない立ち上がり。2回接近し、左ショートフックを顔面に打ち込むと仁平は腰から崩れ落ちた。立ち上がった仁平に奥本が連打を浴びせると、ダメージが深いとみた主審が試合を止めた。奥本のスピードあるパンチが光った試合だった。奥本は16勝7KO6敗2分。仁平は8勝1KO2敗2分。 ◇ウェルター級8回戦 矢田良太(グリーンツダ)[TKO3回2分51秒]カエオモーラコット・サックアムスオー(タイ) ◇S・バンタム級8回戦 高野誠三(真正)[2-1(76-77、76-75、77-75)]坂本英生(フジタ) ◇ライト級8回戦 前田紘希(グリーンツダ)[3-0(79-73、79-74、78-74)]加藤亜礼史(YANAGIHARA)
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