愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールで7日、中日本新人王決勝が行われ、各階級の新人王が決定した。最優秀選手賞はS・フライ級の村上勝也(薬師寺)、技能賞はS・ライト級の斉木新悟(コパン星野))、敢闘賞 にはバンタム級の中村祐斗(市野)が選ばれた。 出場者が1人だったミドル級は浅原亮弘(駿河男児)が不戦勝で中日本新人王を獲得。各階級の新人王は9月19日、熊本で西部日本新人王との対抗戦に挑み、勝者が11月の西日本新人王決定戦に進出する。各階級の結果は以下の通り(試合は4回戦、バンタム級のみ5回戦)。 ◇ウェルター級 トミナガ・シンペイ(中日)[TKO2回1分56秒]高橋ルガー大毅(駿河男児) 初回は高橋がトミナガの突進をいなしながら左右のパンチを的確に当てる。しかし2回、高橋をロープへ追ったトミナガの右がヒットしダウンを奪うと、再開後も勢いと圧力で再度倒して試合を終わらせた。 ◇S・ライト級 斉木新悟(コパン星野)[TKO1回2分10秒]山田泰之(MSG平石) 昨年の中日本ウェルター級新人王の斉木が、左ボディからの右アッパーでデビュー戦の山田を倒すと、再開後も追撃は止まらず、ロープへと追い込みストップした。 ◇ライト級 ミゲル・オカンポ(緑)[3-0(38-37×3)]酒井孝之(コパン星野) 序盤から勢い良く左右を振るうオカンポに対し、酒井はガードを固めてよく見ている。終盤、疲れの見えるオカンポに酒井が形勢逆転と思われた試合終了10秒前、オカンポの左ストレートがカウンターで決まり、再逆転のダウンを奪った。 ◇S・フェザー級 稲垣秀一(松田)[3-0(39-38、40-37、39-37)]岡田和晃(富士) ゴングと同時に勢い良く飛び出す岡田を稲垣が冷静にさばく。岡田の荒っぽさにも稲垣は最後までペースを崩さず対処した。 ◇フェザー級 今田雄大(蟹江)[TKO4回2分46秒]佐々木政城(天熊丸木) 2回、佐々木は今田のヒッティングにより右目上をカットし、ドクターチェックを受ける。4回にも佐々木は2度目のチェックを受け、再開後の今田の連打で試合終了となった。 ◇S・バンタム級 佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)[3-0(39-38×2、39-37)]メンドサ・ケビン(駿河男児) 両者ともキビキビとした足の動き。昨年の中日本フェザー級新...
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