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Channel: Boxing News(ボクシングニュース)
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ナバレッテ再計量でパス 明日1位スアレスと防衛戦 セミでムラタラvs.アブドゥラエフ

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 10日(日本時間11日)米カリフォルニア州サンディエゴのペチャンガ・アリーナでトップランク社が開催するイベントの計量が9日行われた。メインのWBO・S・フェザー級タイトルマッチは王者エマヌエル・ナバレッテ(メキシコ)がリミットの130ポンド(58.97キロ)、挑戦者1位チャーリー・スアレス(フィリピン)が129.9ポンド(58.92キロ)をマークした。

減量に苦労したナバレッテ㊧ photo/Mikey Williams(Top Rank)

 これがV4戦となるナバレッテ(39勝32KO2敗1分=30)は計量1回目で130.4ポンドを計測。全裸になってハカリに乗ったが130.3ポンドとオーバー。2時間の猶予が与えられ、リミットに落とし事なきを得た。昨年WBOライト級王者デニス・ベリンチクに挑戦し失敗したナバレッテはS・フェザー級にUターンして統一王者を目指すと明かしているが、減量に苦労しているようだ。

 世界初挑戦のスアレス(18勝10KO無敗=36)は4試合連続の米国リング登場。これまでIBFインターコンチネンタルS・フェザー級、ABCО同級王座に就いており、フィリピン軍に従軍したキャリアを持つ。

 セミではIBFライト級2位ザウル・アブドゥラエフ(ロシア)と同級4位ライムンド・ムラタラ(米)が空位のIBFライト級暫定王座を争う。アブドゥラエフ(20勝12KO1敗)は134.6ポンド(61.05キロ)、ムラタラ(22勝17KO無敗)は134.4ポンド(60.96キロ)をマーク。リミットの135ポンドに合格した。アブドゥラエフは3年前に元3階級制覇王者ホルヘ・リナレスに12回TKO勝ちを飾っている。

 IBFライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の去就が不透明で、王座返上、引退という見通しもあり、勝者が正規王者に昇格する可能性もあるだけに、両者ともモチベーションは高い。

 アンダーカードではWBO・S・フェザー級5位アンドレス・コルテス(米)がサルバドール・ヒメネス(スペイン)と10回戦。現WBOウェルター級王者ブライアン・ノーマンJr(米)と同級暫定王座を争ったジオバニ・サンティリャン(米)がアンヘル・ベルトラン(メキシコ)と10回戦。またトップランクと契約した女子ボクサー、ペリア・バサルドゥア(米)がS・フライ級4回戦でプロ2戦目を行う。


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