21日(日本時間22日)ラスベガスのザ・コスモポリタンで挙行されるS・ウェルター級トリプル・タイトルマッチの会見が19日行われ、出場する6選手が抱負を語った。 ◇WBA世界S・ウェルター級戦 王者エリスランディ・ララ(キューバ)vs挑戦者バネス・マルティロスヤン(米) 両者は12年11月に対戦。9回負傷ドローに終わった。 ララ「バネスは初戦よりも精彩を欠いている。彼は準備万端だと言うけど、私はやるべきことを実行する。ゲームプランとパンチをミックスさせて戦う。土曜日、私は勝利を得るためすべてを捧げる」 マルティロスヤン「これは“アメリカン・ドリーム”と“悪夢”の対決。君は土曜日の夜、間違いなく悪夢を見る」 ◇IBF世界S・ウェルター級戦 王者ジャモール・チャーロ(米)vs挑戦者オースティン・トラウト(米) 双生児チャーロ兄弟の兄が元WBA王者の挑戦を受ける。 チャーロ「トラウトの経験は無力だ。私は自分がライオンであることを証明する。彼はコットに勝ったが、もう名前だけの選手。私は仕事に集中する」 トラウト「この試合を受けたジャモールに感謝したい。彼は多くの選手ができない何かを持っている。でも、もう終わりだ。私はライオンの調教師になる」 ◇WBC世界S・ウェルター級王座決定戦 1位ジャメール・チャーロ(米)vs2位ジョン・ジャクソン(米) フロイド・メイウェザーの引退で空位となった王座をチャーロ弟と元王者ジュリアン・ジャクソンの息子が争う。 チャーロ「私はレジェンドの息子と対戦する。ジョン・ジャクソンは彼の父の名前をよみがえらすとは思えない。もし昔の父と戦うことになっても私が勝つだろう」 ジャクソン「私は父と同じようにチャンピオンになってみせる。ジャメールは試合景気を煽るために必死だけど、私は個人的な感情はない。我々は彼を破り、相応しい場所に移してやる」 この日はチャーロ兄弟の26歳の誕生日で、バースデーケーキが贈られた。プロモーターはメイウェザー・プロモーションズとTCBプロモーションズ。PBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)シリーズとして行われ、ショータイムが全米へテレビ放送する。Photos/Mayweather Promotions
↧