アポロジム主催のアポロKOライブが4日、大阪市の淀川区民センターで開かれ、メインの58.5キロ8回戦は20歳の新鋭、OPBF･S･フェザー級6位の上原拓哉（アポロ）が判定でデビュー10連勝（6KO）をマークした。セミのランカー対決、51.7キロ8回戦は、日本フライ級10位、村井貴裕（グリーンツダ）が7回に一気の攻めでタイトル挑戦経験もある同15位、森崎正人（アポロ）にKO勝ちした。58.5キロ6回戦は、昨年の関西学院ボクシング部主将、宮本知彰（アポロ）が3回TKO勝ちでプロ転向2連勝（2KO）。 ◇58.5キロ8回戦 上原拓哉（アポロ）[3-0（79-74、78-76×2）]菅能克彦（ヤマカワS） サウスポーの上原は低い姿勢から突き上げる菅能のパンチにてこずった。右ジャブからのステップでリングを広く使おうとする上原に、菅能は飛び込んでの右クロスやアッパーを放って上原を後退させた。上原はボディへのパンチが少なく、右フック、左ストレートが空を切るシーンが目立った。ともに一進一退の攻防が続いたが、最終8ラウンドに上原がようやくコンビネーションでパンチをヒット、勝利をつかんだ。 ◇114ポンド8回戦 村井貴裕（グリーンツダ）[KO7回1分50秒]森崎正人（アポロ） ◇58.5キロ6回戦 宮本知彰（アポロ）[TKO3回43秒]ジオ・アフリアンド（インドネシア）
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